2026年7月23日、沖縄県名護市勝山区の緑豊かな圃場で「青切りシークヮーサー初出荷式」が開催されました。
平成14年から名護市・大宜味村・本部町の持ち回りで始まり、今年で24回目。沖縄県内の栽培面積の約7割以上を占めるここ北部地域から、いよいよ今シーズンのシークヮーサーが出発します。

「台風を耐え抜いた」最高の香りと酸味
今年の生産見通しは、昨年の表年の反動や気候変化、台風の影響が重なり、前年比59%減となる2,870トン。数値だけを聞くと決して楽な状況ではありません。
しかし、JAおきなわ名護支部の宮城支部長のお話を聞いて、胸が熱くなりました。
「定期的な雨に恵まれたものの、台風接近など厳しい環境での栽培となった。それでも各生産者の努力により大きな被害は免れ、果汁の香りと酸味のバランスが良い高品質な青切りシークヮーサーに仕上がった」
過酷な自然と向き合い、一果一果を守り抜いた農家さんの執念と愛着が、このギュッと詰まった緑の実一つひとつに現れています。
ライバルではなく「パートナー」として
式典の後半、勝山区公民館へ場所を移して行われた乾杯の席で、勝山区の岸本区長が語った言葉が深く心に残っています。
「各地域の生産者・事業者がライバルではなくパートナーとして協力し、8月〜9月の消費拡大期に向けて団結していきましょう」

この呼びかけの通り、会場には大宜味村、本部町、名護市、各加工メーカーが集まり、それぞれの技術や自慢の商品を熱くアピールし合いました。
私たち本部ウェルネスフーズも、シークヮーサー100%果汁をはじめ、特許を取得している「パパシークヮーサー」や機能性表示食品(クエン酸・GABA)を並べ、熱意を込めてPRしてきました。
収穫量が少ない年だからこそ、一滴も無駄にせず、農家さんが汗を流して育てた価値を全国へ届ける。青切りシークヮーサーの力強い酸味を口に含みながら、私たちも製造加工の現場でその想いにしっかり応えていこうと誓った一日でした。


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