シークヮーサー原料への取組 Efforts Regarding Raw Materials
シークヮーサー原料への取組EFFORTS REGARDING RAW MATERIALS
よりよい果汁をしぼるには良質の原料から
弊社では、おいしいシークヮーサー100%果汁をつくるには、良質な果実からという考えでシークヮーサーを搾っています。ここでは良質な果実を搾る為の取組をご紹介致します。
搾汁前の取組ADVANCE PREPARATION
例年シークヮーサーを搾るのは9月〜11月(豊作の年は12月まで)ですが、良質な果実を搾る為の取組はその前から始まっています。農家さんの良質な果実を収穫する為の取組は年中行われています。もとぶウェルネスフーズの取組を基に説明いたします。
シークヮーサーを搾ることを業界用語で搾汁といいます。毎年搾汁がスタートするひと月前8月に農家さんを集めて「出荷説明会」を開催し、品質に関わる細かい基準の説明が行われます。
記録の確認CHECK RECORDS
出荷説明会で出荷基準を説明したからといって果実の出荷ができるというわけではありません。いくつかの提出書類の確認をへて初めて出荷可能となります。
例えば提出書類で最も重要な「シークヮーサー防除履歴」は、農家さんがその年に使用した農薬の名前と日付希釈倍数を記入して頂く書類です。農薬は農薬取締法という法律で、どんな作物にはどんな農薬がどれくらいまで使える、農薬の濃さはどのくらいなら大丈夫と決められています。防除履歴を確認し、農家さんが用量用法をしっかり守られているのかの確認と他の農薬との兼合い等個別の農薬だけではなく全体の農薬の確認も必要となります。
こういった確認をへて合格した農家さんのみ出荷が可能となります。
果実の確認INSPECTION
搾汁が始まると同時に農家さんからの出荷が始まりますが、出荷された果実を選別する作業が入ります。果実がくるくる回りながら流れる選別機を通しながら、穴あき等の果実を選別検査員が目視ではじいていきます。この作業には果実を洗う際に穴から水が入ってジュースの質がさがることを防ぐ事を目的としています。
こうした色々な工程が積み重なって良質の果実からシークヮーサー果汁が搾られています。