シークヮーサーのお話 シークヮーサーの由来と、これからのお話
名前の由来は?
シークヮーサーとは、沖縄県を原産地とするミカン科(柑橘類)の常緑低木で、爽やかな香りと強い酸味が特徴です。
実は、シークヮーサーは正式名称(和名)ではなく、沖縄方言名ということをご存知でしょうか。
名前の由来は、芭蕉布を洗浄する際にシークヮーサーの果汁が用いられていた事に由来しており、衣類に酸味(シー)を食わせて(クヮース)使うモノ(サー)という意味の沖縄方言でシークヮーサーと呼ばれるようになったと云われています。


ひとつ先のシークヮーサー
古くは王朝時代から沖縄の健康長寿食材の一つとして数えられていたシークヮーサー。しかし、具体的な効能・効果などの機能性に関しての研究はあまり進んでいませんでした。
近年、大学や国の研究機関などで科学的なアプローチによる研究が進められ、少しづつシークヮーサーの機能性に関する発見が出てきました。
研究成果が、新聞紙面・マスコミで取り上げられる度にシークヮーサーが脚光を浴び、特にノビレチンに対して大きな注目が集まっています。
さらに、シークヮーサーに多く含まれる”クエン酸”も有効な成分として注目されており、これからのシークヮーサーは味と機能性で選ぶ時代になるかもしれません。